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「にんにく」の良さを世界へ広めたい(横山さん/鹿児島&東京)

f:id:fril:20200302153523j:plain 地元鹿児島と東京を行き来し、主に「にんにく」の栽培・加工・販売をする横山さん。2拠点での就農生活に至った経緯や、加工品販売のこだわりを教えていただきました。

鹿児島と東京の2拠点生活

私は21歳の時に地元鹿児島から東京に移住しました。鹿児島で住んでいた地域は農業が盛んで、会社員だった父も趣味で家庭菜園をしていました。そのため、野菜などの栽培環境は身近にあったのですが、当時は畑作業には全く興味がなく、むしろ田舎の生活が嫌でずっと都会にあこがれていました。 上京して、東京で結婚し都会の生活にも慣れると、故郷の両親のありがたみや、自然豊かな環境で過ごす良さについて初めて気がつき、次第に鹿児島に関わりたいという想いが芽生えました。そんな気持ちの変化から、実家に帰った際には父が定年退職を機に本格的に始めた農業を手伝うようになりました。親孝行や鹿児島への恩返しが少しでもできればと思い今は、両親や私が鹿児島で栽培し加工した製品を、私が東京などでも販売しています。

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「黒にんにく」との出会い

現在、私は農作業のため1か月に1回は鹿児島に帰省しています。期間は長い時で1か月、短い時で3日間ほどです。とくに力を入れているのは「にんにく」の栽培と加工ですが、始めたきっかけは、農作業の合間に近所のおじちゃんが勧めてくれた「黒にんにく」でした。 私は子育てをする母親でもありますが、実は2人目の妊娠がなかなかできませんでした。その時期は悩むことも多く私にとってストレスだったのです。そんな中、身体にいいからと勧められて「黒にんにく」を初めて食べると、普通の「にんにく」とは味が全く違い、とても美味しいことに驚きました。さらに、成分についても調べると本当に身体に良いことが分かり、食べ続けてみたところ基礎体温も整い、結果2人目も授かることができました。 これが原因だとは必ず言い切れるものではないですが、私にはお守り代わりのような効果があったように思います。そこで、こんなに健康に良いものをもっと広めたいと思い、「黒にんにく」の加工・販売を開始しました。

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「黒にんにく」とは

「黒にんにく」は、一般の白い「にんにく」を時間をかけて加工したものです。「にんにく」は一般の野菜と比べて種植えから収穫までの日数が長い上、「黒にんにく」に加工されるまでの時間もかかります。加工工程は、まず収穫した「にんにく」を1か月ほど干して乾燥させます。乾燥させた「にんにく」を、一定の温度と湿度を保った加工機の中で30日間24時間蒸らし続けて完成します。 オリジナルのレシピで下処理をしっかりすることで「にんにく」独特の匂いを消し、フルーティーで食べやすくしています。生の「にんにく」の臭いが強いと感じるのは、「アリシン」という成分によるものです。「黒にんにく」は黒くなるまでじっくり加工することで、「アリシン」を「アリイン」という成分に変化させ、それによって匂いが無くなります。「にんにく」はそのままでも大変健康に良いですが、なかなか日常的には食しにくいイメージもあると思います。それを加工品によって変えていきたいです。

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栽培に適した豊かな土壌

鹿児島の台地は、「シラス台地」と呼ばれ水はけがとてもよく、「ラッキョウ」や「にんにく」などを栽培するのにとても適しています。また、天然のミネラルを豊富に含む桜島の火山灰も降ってくる場所にあるので、土壌はとても肥沃です。そうした土壌がおいしい「にんにく」の栽培に適しています。また、「にんにく」は土の中での栽培期間が長いので、たい肥にはとてもこだわっています。地元鹿児島産の栄養豊富な豚粉や魚粉、また石灰も多く使用して、自社のオリジナルで配合しています。 f:id:fril:20151228094635j:plain

地域のお茶の時間がヒント

私にとって、畑作業の合間のお茶の時間は、重要な情報交換の機会です。近所の農家さんが集まり一緒に休憩するのですが、今悩んでいることを話すと知識のある方がアドバイスをしてくます。地域のみなさんは面倒見がよくて、小さな疑問に対しても親身に教えてくれます。私は東京と地元を行き来する立場として、東京での販売の話をして情報交換をしています。鹿児島の頑張っている農家さんや両親が一生懸命作った農産物を私が県外に広めることで、鹿児島の方々の役に立ち、同時に購入したお客様に元気になってもらうお手伝いをできたらと思っています。

お客様の声より改善

製品の改善に関しては、お客様や卸先様の声を反映することも多くあります。人気商品の一つである「たまり漬け」は、実はお客様のリクエストに応えて開発した商品です。パッケージ・ラベルは卸先様の意見をもとに改善し今に至ります。ラベルやパッケージ1つでも、どうやったらお客様が見やすい・使いやすいか?を常に考えています。そういった細かい改善が頻繁にできるのは、経営が家族規模で小回りが利く体制だからだと思います。

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おすすめの食べ方

当店では「にんにく」の加工品を複数販売しています。

「黒にんにく」は、そのまま食べていただくのが一番オススメです。また皮はお湯を注ぐだけで皮茶になります。色も味も栄養成分も全部抽出でき、そのまま飲んでも良いですし、スープなどの出汁に使うのもオススメです。一つずつ、中身も皮もを最後まで楽しんでほしいです。

「塩麹」をブレンドした「塩麹にんにく」は、お肉に揉みこむと、とにかく柔らかく美味しくなります。どんな種類のお肉でも良いので、使用後の違いを楽しんでほしいです。 また、中にはキャンプ場やBBQに持っていく方もいます。小さいサイズなので持ち運びしやすく「お肉がおいしく焼ける」と評判です。家で漬けてからお肉を持って行っても、キャンプ場で揉みこんで焼いても良いので、ぜひキャンパーの方にはお試しいただきたいです。

「バーニャカウダーソース」は、若い方にも人気です。野菜につけて食べてもいいですし、パスタソースとしても使えます。またエビを殻付きのまま炒めてガーリックシュリンプにしても美味しいです。アヒージョにしてバゲットにつけるのも、お酒に良く合いオススメです。こういった加工によって、より幅広いお客様に喜んでいただけるのは嬉しいです。

f:id:fril:20200302152906j:plain (「塩麹にんにく」を揉みこみ焼いたポークステーキ)

f:id:fril:20200302153024j:plain (「バーニャカウダーソース」で炒めたガーリックシュリンプ)

鹿児島から世界へ

お客様に美味しいと言っていただいたり、わざわざマルシェまで会いに来ていただいたりすると大変嬉しいですが、今後は日本だけではなく、海外の方にも「にんにく」のパワーを広めたいと思いっています。すでにいくつかのアジア圏では現地販売を試しており、例えば香港には数カ月に一回出向き、現地企業と契約して商品を卸しPR活動をしています。 地元鹿児島から「世界にお届け」するのが目標で、そのためにお客様にとっていかに使いやすい商品を提供できるかを、毎日考えています。 自分が良いと思っている商品がお客様には良いとは限らないと思っています。だからこそ、お客様が手に取りやすく、欲しいものを作りたいです。お客様の意見や地元農家の声、さらにはアドバイスをくれる卸先様の意見を取り入れ、みんなで世界を目指したいと思います。 鹿児島の大自然の中で育った「にんにく」を、ぜひ毎日の活力に役立てていただけたらと思います。

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【プロフィール】

  • お名前:横山 薫 さん
  • 地域:鹿児島県鹿児島市/東京都
  • ショップ名:薩摩の薫農園
  • ショップURL:https://fril.jp/shop/kuroninniku

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