魚離れしていく日本に「干物」の食文化を再興したい(内長 峯崎さん/東京都 豊洲)

「楽天ラクマ」では、農産物や水産物など食品の生産者や加工業者が活躍できるECの世界を目指して、審査を通過した事業者がラクマへ出店できる「産地直送・こだわり食品」を2022年4月より提供開始しました。本サービスにご出店いただいている、「豊洲魚河岸 内長」の峯崎 安範さんにお話を伺いました。

豊洲市場で6代目社長に就任、お魚の干物のことならなんでもお任せ

先代は浦安出身で、つくだ煮やから始まったんです(浦安は当時、つくだ煮の生産が盛んな土地でした)。そこから時代とともに、つくだ煮を食べる人が減っていったので、商品の幅を広げて塩干品(干物製品)をメインに取り扱うようになったんです。

私は高校を卒業してスーパーで鮮魚を扱う仕事を数年させていただいてから、26歳の時に父の会社(仲卸業)へ入社しました。父は手取り足取り教えないで、「自分で学べ」というスタンスでしたので、全国の集荷される魚を見て、配送から商品の買い付けまで、毎日必死に知識を増やしていきました。そこから19年ほど経ち、2年前に社長に就任して今私が6代目となります。

魚離れしていく日本に、古き良き食文化を取り戻したい

うちの特徴は、仕入れの際に、鮮度の良さ、衛生面、日持ちにこだわっている点です。メイン商品は干物でアジ開干、サンマ開干、ホッケ開干など。脂の乗り方などをしっかり見定めています。
弊社は仲卸ですのでスーパーさんや、飲食店さん、魚屋さんへのご納品がメインではあります。しかし、卸だとどうしてもコストが見合わず、価格が厳しくなることもあります。

現在、ECの販路はラクマのみですので、ぜひこのラクマShopを通して個人のお客様にも良い物をお届けし、直販の販路を確保していきたいです。

今は肉ブームで、日本人があまり魚を食べなくなってきました。魚は骨があるので、骨を嫌がる方も多いんです。よくメーカーさんとも相談しているのですが、私たちとしては、美味しいお魚をもっと多くの方に知っていただき、認知を上げていくことが課題です。今は、うちのプライベートブランドとなるような商品を増やしていこうとチャレンジしています。例えば、ギンダラの西京漬けと、金山寺味噌漬けなどです。

昔懐かしい商品も楽しんでいただきたい

今回、コンテストに参加させてもらった商品は、大辛の紅鮭とへしこ(イワシの糠漬け)です。
塩気が強いものは昔から保存食として愛されてきました。減塩ブームには逆行してますが、年配の方からは懐かしいと言われ、大辛がよく売れています。プラス、オリジナルで「へしこ」。
どちらも焼くだけで、調味料なしで食べられます。ちょびちょびとつついて食べていただきたいです。
鮭は、ほぐして混ぜごはんにも良いです。ごはん、大葉と白ごま、小葱で和えたり、お茶漬けなどもおススメです。
へしこは、そのまま焼くか、骨をとって三杯酢につけても美味しいです。お茶漬けにも。

ラクマ10周年記念コンテスト 参加商品:「豊洲仲卸厳選 お酒が進む!ごはんも進む!昔懐かしい呑兵衛セット(塩鮭・鰯へしこ)」 (2,380円 税込)

【プロフィール】


お名前:峯崎 安範さん

地域:東京都江東区豊洲

ショップ名:豊洲魚河岸 内長

ショップURL: https://fril.jp/shop/ed93976279744483cdfd5a0532ea55ea

fril.jp

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