日本最大規模の鮮魚を取り扱う豊洲市場の魚屋さん、コロナ禍を経てECを強化したい(山治 山﨑さん/東京都)

「楽天ラクマ」では、農産物や水産物など食品の生産者や加工業者が活躍できるECの世界を目指して、審査を通過した事業者がラクマへ出店できる「産地直送・こだわり食品」を2022年4月より提供開始しました。本サービスにご出店いただいている、「豊洲魚河岸 山治」の山﨑 康弘さんにお話を伺いました。

オーストラリア在住のサラリーマンから転身し、日本最大規模の仲卸事業へと成長

元々漁師だった家系で、父が仲卸業者をはじめ、私は2代目で継がせてもらいました。8年前に社長就任し、この道25年になります。
大学を出てからは、オーストラリアの外資系企業に就職して、シドニーに住んでいましたが25歳になった時に、父親の仲卸業の事業拡大に伴って、会社員をやめてこの仕事に就きました。

海外での勤務経験があったおかげで、海外出荷にたいして、他の仲卸より柔軟な対応ができていることは強みかもしれませんね。(ドル建てや、為替などがあまり分からないから、海外への出荷はやりたくない、という方も少なくありませんので)

海外へは、アメリカを筆頭にシンガポール、マレーシア、ドバイ、アブダビなど、22か国30都市へ出荷しています。かつてはキンメダイなどの赤い魚が人気でしたが、今は日本食で好まれるウニ、キンキ、めばるなどが人気が高いです。

弊社は、豊洲市場において一番大きな仲卸で、場内に32の店舗を持っています。1店舗につき1つ、競りに参加するための帽子がもらえるので、うちは一度に32名の競り人を競り場に出せるということになります。
現在弊社は、全国の生鮮鮮魚の出荷数(仲卸)が最大数を誇る仲卸業者となりました。 この規模とネットワークをいかして、様々なお客様に良い商品をお届けすること、そして、漁師の方々のためにもすべての商品を売り切ることを大切にしています。

アフターコロナも複数の販路を確保しておくことで、地に足を付けた事業をしたい

築地市場は、子供の頃から慣れ親しんでいましたが、時代とともにいろいろなことを変えていかないといけない、と考えています。

コロナ禍の中、家庭での需要が増えたので、ECは重要だと考えています。今年5~6月に入って、これまで巣ごもりしていた人たちが一斉に外食を再開しているので、卸の需要は大方戻ってきてはいます。ですが、アフターコロナになっても、今後も何が起こるか分からない中で、地に足を付けて事業をやっていかなければいけません。そのため、今後も個人のお客様に向けたECもしっかりやっていきたいという想いがあります。

夏が旬のアナゴをご家庭で

私たちは様々な商品を取り扱っていますが、今回はラクマの10周年記念コンテストにて、「国産穴子5-6人前 職人が1枚づつ丁寧に捌き真空パックで美味しさそのまま即発送!」を出させていただきました。

「アナゴは梅雨の雨を飲んで育つ。」といわれるくらい、この時期にはいいアナゴが育つんです。 アナゴは一度冷凍すると水分が出てしまって水っぽくなるので、生のまま開いて、すぐに真空パックにすることで、本来のアナゴの持つ美味しさが保たれるのです。これは、山治オリジナルの製法として自慢の技術ですので、ぜひご家庭でも一度味わっていただきたいです。

本商品は、煮物、焼き物、てんぷらに合います。焼くのはフライパンでももちろん良いですし、グリルや、炭火焼きだと本格的な焼きアナゴが楽しめます。
洋風仕立てにするなら、香草とカレーパウダーで焼くとオシャレな一品に仕上がります。

ラクマ10周年記念コンテスト 参加商品:「国産穴子5-6人前 職人が1枚づつ丁寧に捌き真空パックで美味しさそのまま即発送!」( 3,980円 税込)

【プロフィール】

お名前:山﨑 康弘 さん

地域:東京都江東区豊洲

ショップ名:山治

ショップURL: https://fril.jp/shop/yamaharu

fril.jp

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