おさよさん

部屋がスッキリ片付く収納テクや無理なく続く簡単な掃除テクなどをSNSで紹介し大人気の片付け・収納のプロ

クローゼットが整っていると朝の身支度がスムーズで一日のはじまりも気持ちが良いものです。お片付けリバウンドしない、すっきりとした洋服収納を保つポイントをご紹介します。

「ゾーニング」が重要!空間を仕切ってそれぞれの役割決めをしましょう

こちらは我が家の2畳ほどのウォークインクローゼット。左右で分けて夫と私とで使っているので、私の洋服収納の空間は1畳ほど。ワンピース、部屋着、靴下・インナー、シーズンオフアイテムなど、空間を仕切ってそれぞれのコーナーを決めています。使いやすく収納するためには、収納用品選びももちろん大切ですが、最初に片付けたい空間を仕切り、どこに何を配置するのか決めることが重要です。これを「ゾーニング」と言います。

「片付けたいな!」と思うクローゼットがあれば、まずスマホで写真を撮って、落書きツールなどでざっくりと空間の役割決めをしていきましょう。私の場合は、よく着るワンピースを入り口近くに、胸から腰の辺りの高さまでの使い勝手の良いゴールデンゾーンには、毎日使う部屋着や靴下、インナーなどを配置。実際に収納しながら変えても良いので、どの位置に何を配置したいのか決めてみましょう。

「掛ける収納」と「畳む収納」に分けて。ハンガー選びや滑り止めシート活用ですっきり!

私はワンピースが好きで、たくさん持っています。数が多くても、色がグラデーションになるように並べると、見た目もきれいで選びやすいです。また、厚みのないハンガーに統一すれば、狭いスペースでもかさばりません。25着のワンピースも幅を取らずにこんなにすっきり収まります。

トップスは、シワになりやすい素材かどうかを目安にして、掛ける収納と畳む収納に分けています。畳み方のコツは、収納したい引き出しの幅に合わせてネック部分の幅や、柄の位置などに合わせて折り目のポイントを決めておくこと。はじめは手間取るかもしれませんが、繰り返していると、すぐにすっきり収まるよう畳めるようになります。

引き出しの底に滑り止めシートを敷くことで、洋服の自立をサポート。立てて並べる収納がぐっとしやすくなります。

アイテムやシーズンごとに引き出しを分類すれば、衣替えもラクラク!

取り出しやすいクローゼットの真ん中は、靴下やレギンス、インナーを分類してケースに収納し、すぐ選べるようにしています。迷子になりがちなフットカバーは、購入時の厚紙を捨てずにとっておき、洗濯した後にまた厚紙にかぶせて立てて並べて収納しています。繊細な素材でもシワにもならず、とても選びやすいです。

シーズンオフのファーや水着などは、水切りネットなどにくるくる丸めて収納すれば非常にコンパクト。圧縮袋のように形崩れしにくく、引き出しに入れた防虫剤の効果も届いて一石二鳥です。

シーズンごとに使うアイテムを分類し、オンシーズンを引き出しの上段に、オフシーズンアイテムを引き出しの下段にセット。衣替えは引き出しの上下を入れ替えたら完了です。

「出しっ放し」や「見直し中」で片付けのハードルを下げるのもコツ

アイロン台はあえて出しっ放しに。すぐ上にフックを付けてアイロン掛け待ちの衣類を吊るしています。「後で」になりがちなアイロン掛けのハードルを下げる工夫をしています。

クローゼットの上棚には、大容量でも取り出しやすいIKEAの軽い素材のケースを利用。バッグを収納したり、最近着る頻度が落ちてきている洋服を収納しています。

クローゼットの「見直し中」ボックスは、最近着ていないなぁと思う洋服などを移動させて保管してる場所。衣替えのときはこちらからチェック。手放すかどうかの決定もスムーズにできます。

購入時のタグは捨てずに保存。好きなブランドの再確認やラクマ出品にも便利!

私は洋服を購入した際のタグを保管するようにしています。年齢を重ねると、自分に似合う服が分からなくなるなど「お洋服迷子」になる時期がありませんか?最近はどんな系統のブランドを好んで購入しているのか一目でわかるので、洋服選びの参考になります。

また、タグは好みの系統の洋服や製品情報を確認するときだけでなく、着なくなった服などをラクマで出品する際にも利用できます。タグが付いていると購入者にも喜ばれるようです。

お気に入りでよく着ていた洋服や思い入れのあるものを手放すのはなかなか難しいですが、他の方に喜んで着てもらえると思うと気持ちよく手放せそうです。ラクマを上手に活用すれば、お片付けのハードルが下がりそうですよね。

次回、【収納棚編】に続きます♪

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