おさよさん

部屋がスッキリ片付く収納テクや無理なく続く簡単な掃除テクなどをSNSで紹介し大人気の片付け・収納のプロ

第2弾は、子どもの本を中心に本棚や収納棚の見直しをご紹介します。「使わなくなった物を、他の誰かに使ってもらおう」という気持ちでお片付けすれば、部屋も心もスッキリできそうです。

進級するタイミングで子ども達の本の見直しを

この春、我が家の長男は6年生に、長女は3年生になりました。おもちゃと同様、子どもの成長に合わせて読む本の内容や種類も変わっていきます。進級してまずやることは、新しい教科書をもらい古い教科書を「お世話になりました」と手放すのと同時に、本棚全体の見直しをすることです。新年度のルーティーンになっているので、本が大好きな長男の本棚も溢れ出すことはありません。窓のサッシは「窓掃除のついでにやる」など と同じく、後回しにしがちなことは、いつもしていることとセットにして習慣付けするのがいいですよね。

本は背の順に、幼児期はディッシュラックが整頓に大活躍!

幼い頃から「本は背の順に整列してあげてね」と話していたので、今では自然と本の高さを気にして並べるようになりました。背の高い本から、低い本へと揃えて並べるだけでスッキリした本棚になります。

「小さな子どもには、倒れやすいブックエンドを使ってのお片付けは難しい、でも子ども用本棚を購入しても長くは使えないし。」と悩んだときに使えるのが、100円ショップなどでも手に入るディッシュラック。本来はお皿用ですが、本をきれいに立てて収納するのにも役立ちます。同じく100円ショップの滑り止めクッションゴムシールを裏に貼り付けて固定すると、本棚の中でずれにくく片付けやすくなります。

我が家では、子どもが小さい頃は、手頃な価格のカラーボックスの上部にディッシュラックを接着固定しリメイクした、おもちゃ収納兼本棚を使って、お片付けを促していました。

旬情報の雑誌などは読み終わってすぐに手放すか残すか決断

つい増えてしまう雑誌や読みかけの本は、空き時間にサッと読めるようにしておくと便利。くつろぎスペースであるソファーの近くにブックラックを置いたり、足元にカゴを置くなど定位置を決めてしまいましょう。旬の情報を載せている雑誌などは、読み終わったその場で残すか、手放すかの判断をするようにしています。また、気に入ったページをスマホで撮影し保存して、雑誌類はなるべく貯め込まないようにしています。

思い入れのある本は「思い出BOX」に移動して再考してみる

小さい頃から読み聞かせをしていた絵本などは、なかなか捨てられず本棚を占領していたりします。我が家の場合は、どうしても思い入れのある絵本は、限度を決めて「子ども用の思い出BOX」へ。長女もこれから欲しい本や漫画がたくさんあるようで、思い出BOX内の本を「お友達に読んでもらおうか」と聞くと「うん!」と返事。すんなり、絵本の整理ができるようになりました。子どもとおもちゃを整理する際、なかなか決心がつかないことも多く、一時保管ボックスを作って整理していましたが、「お友達に使ってもらおうよ」の一言で子ども達の心が動くことがよくありました。

今回は、フリマアプリを使って読まなくなった本を出品してみました。ラクマで本を出品する場合は、アプリでバーコードを読み取るだけで詳細な情報が自動入力されるので手間がかかりません。実は「入力作業に時間がかかるだろうな」と今までちょっとためらっていましたが、3分程で完了しました。

バーコードを読み取るだけで本のタイトルや表紙が出てくるので、子ども達もとても楽しそうに出品したい絵本を読み取っていました。

「他の誰かに使ってもらおう!」で、物を手放す心の負担を軽減

大人になっても物を手放すことにストレスを感じる方は多いと思います。物を家に入れるのはとても気分が良く気持ちが良いもの。反対に、物を家から出すことはときに悩ましくあまり気持ちの良いものではないことを、物を購入する瞬間、私たちは忘れてしまいがちです。でも単に捨てるのではなく、「他の誰かに使ってもらおう」と思うとどうでしょうか?ずいぶん心の負担も減ってお片付けがはかどるかもしれませんね。

「フリマアプリって大変そう」と思っていましたが、ものの数分で出品が完了してしまうのでとても便利でした。子ども達と一緒にお片付けした後に、出品作業をして「行き先が決まったよ!」など会話するのも楽しかったです。ラクマを上手に活用して、お部屋のお片付けを進めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

次回、【子ども部屋編】に続きます♪

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